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2017.09.05 | スタッフ

無電柱化の意外な効果!命を救うドクターヘリの活用にも必要です!

こんにちは、岡井です。最近朝晩が随分涼しくなってきて過ごしやすくなってきました。テレビや新聞でも熱中症の話題はいつの間にか消えましたね。秋は紅葉が美しく、おいしい食べ物が沢山ある季節です。過ごしやすい時期ですが、風邪をひきやすいので気を付けます。

 

 

今日はドクターヘリの活用についてお話します。ドラマでテーマに取り上げられたこともあり、すっかり定着された言葉になりました。

ドクターヘリ(救急医療用ヘリコプター)とは、救急医療用の医療機器等を装備したヘリコプターのことです。救急車との最大の違いは、医師及び看護師がヘリコプターに同乗し、患者のいる現場に赴き治療ができることです。従来より治療開始を早めることができ、重体患者が一命を取り留める可能性を上げることができます。NPO法人救急ヘリ病院ネットワーク(HEM-Net)の調査では、ドクターヘリの活用によって、従来の地上救急に比べて救命率は3割以上向上し、完全に治って社会復帰できた人は1.5倍に達しているそうです。治療時期がより早いことが、患者を救うことに繋がる証左だと思います。(参照:http://www.hemnet.jp/whats/)

このドクターヘリの活用が無電柱化に関係あるのです。焦点はヘリコプターをどこに着陸させるかです。久留米大学病院によると、ヘリコプターを安全に着陸させるためには、固くて平坦な一辺40m×40mの広さがある場所が必要だそうです。しかし仮に必要な面積を確保できた広い道路でも、周囲に電線があればヘリコプターは危険で着陸できません。周囲15m以上に障害物(電線及び電柱!)がない条件をクリアする必要があるからです。電線があることがドクターヘリの活用を妨げている側面があるのです。ちなみに無電柱化先進国の観光都市ロンドン(無電柱化率100%!)では一般道に発着することが日常だそうです。電柱が無いことでできることは沢山ありますね!

 

法律面では「救急医療用ヘリコプターを用いた救急医療の確保に関する特別措置法(ドクターヘリ法)」が制定されています。同法第7条(救急医療用ヘリコプターの着陸の場所の確保)によると、「国、都道府県、市町村、道路管理者その他の者は、救急医療用ヘリコプターの着陸の場所の確保に関し必要な協力を求められた場合には、これに応ずるよう努めるものとする」と定められています。天災などの有事の際はいつも止めている決められた場所が使えないかもしれません。道路幅がある一般道にドクターヘリが着陸する可能性を考慮すると、「電線事業者」の文字をドクターヘリ法に入れるのも選択肢かもしれません。

 

無電柱化に関するお問い合わせはジオリゾームまで!



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