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2017.09.07 | スタッフ

電柱さえなければ…。ビュースポットの電柱・電線が無くなれば観光客も大喜び!?

こんにちは!井上Sです!!

8月最後の日曜日に京都の鞍馬寺へ行ってきました。鞍馬寺の縁起は770年、今から約1250年前に遡るんですね。写真は叡山電鉄鞍馬駅を降りて、すぐ前の広場にいらっしゃる「天狗」です。

観光客が駅を出て一斉にカメラを向けるポイントのひとつのようです。ところがなぜかすぐ横に照明があり、電線?通信線?が天狗の上を横切っている!「電柱と電線さえなければ…。」とため息をつく瞬間です。せめて写真を撮るポイントには電線を見えなくする工夫ができるといいのですが。SNSで美しい写真を上げる人が多いので、美しい場所というイメージアップができるのは無電柱化のメリットのひとつです。

 

いま、「電柱採集」というフォトコンテストが9月29日まで行われています。日本中に

「風景をじゃましている電柱・電線」

がありますが、そういう写真をとってUPすると最優秀賞にはデジタル一眼レフカメラがもらえるようです!!

鞍馬寺の山の中の道を歩いていたら、カモフラージュした電柱がありました。

周りの木々に溶け込んで探さないとどこにあるかわかりません(笑)。

これだけ風景に溶け込むと気になりませんね。たまに美化柱(びかちゅう)といって木の幹に似せた色を付けた電柱がありますが、残念ながら逆に目立ってしまっている例もあります。

以前、インターンシップに来た学生たちが京都で外国人観光客と日本人観光客100人ずつにアンケートを取ったことがあります。その時、「日本の電柱電線についてどう思うか」という問いに対し、「景観を損ねる」と回答した人が外国人観光客は29%だったのに対し、日本人観光客はわずか2%だったという結果が出たことがあります。(NPO法人電線のない街づくり支援ネットワーク『美空75号』)

そういえば「景観教育」って受けたことがないです。(ヨーロッパでは景観教育を子供のころから受けているという話を聞いたことがあります。)

世界文化遺産に登録された富士山はICOMOSから環境対策の宿題が課されていて、その中の一つは電柱です。対応が十分でないと登録を取り消されるかもしれない、と言われています。「電柱採集」で上がっている写真を見ても電線がなければきれいな写真がたくさんアップされています。防災の観点から見ても有効で景観も美しくなる無電柱化がじわじわと進んでいってほしいです。

まずビューポイントだけを無電柱化する、という選択肢があってもいいと思います。低コストの方法も使えます。

例えば電車を降りて、改札から出て初めて見える景色など、観光客にとってはその町の第一印象を決める大切な瞬間だと思います。

そこに電線が横切っていると「残念…」と呟かざるを得ません。

 

無電柱化による景観と街の防災に関するお問い合わせはジオリゾーム1へ!

 



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