- 無電柱化推進法・条例
2017.11.02 | スタッフ
こんにちは!井上Sです!!
11月に入りました。11月10日は「無電柱化の日」です。乱立する電柱を数字の「1」に見立て、それが「0」になる日、ということです。
昨年12月に成立した「無電柱化の推進に関する法律案」に無電柱化の日についての記載があります。
(↓過去のブログでも無電柱化推進法に関する解説をしています。)
どこに載っているかというと
(無電柱化の日)
第十条 国民の間に広く無電柱化の重要性についての理解と関心を深めるようにするため、無電柱化の日を設ける。
2 無電柱化の日は、十一月十日とする。
3 国及び地方公共団体は、無電柱化の日には、その趣旨にふさわしい行事が実施されるよう努めるものとする。
ということで、今年も11月10日金曜日14時から、「無電柱化の日シンポジウム」が毎日新聞社の主催で東京千代田区の有楽町朝日ホールで開催されます。
ジオリゾーム代表の井上も登壇させていただきます。ぜひ、ご来場いただきますようよろしくお願い申し上げます。
その他にも東京都では「小池都知事と語る東京の無電柱化」というイベントがあります。
また、京都市では「風情豊かで歴史的な町並み景観や防災性の向上,歩きやすく安全な道路環境の創造を目的として,通りから電柱・電線類を無くす「無電柱化」の取組を進めています。 昨年12月に成立・施行された国の「無電柱化法」(無電柱化の推進に関する法律)において,11月10日は「無電柱化の日」と定められており,今年は法律施行後,初めて迎える無電柱化の日です。 これを機会に,市民や観光客の皆さまに京都市の無電柱化事業についてより知っていただくことを目的として,下記の通りパネル展示及び事業PRの取組を行いますので,お知らせします。」(京都市ホームページより抜粋)ということを「けんせつにゃんこ」がPRしています。
自分の家や店の前が工事をしていると、うるさい、汚い、通れないから困る、などのクレームが工事を止めてしまい、結局工期が伸びて、費用も上がってしまうということもあります。
この無電柱化工事が完成したら、美しい景観の安全な道路に生まれ変わる、と理解してもらう取り組みですね。
法律ができて、「無電柱化」という言葉がマスコミでも取り上げられるようになりました。よく聞かれることは「1kmの無電柱化に3.5億円~5億円もかかるなんて、そんなにお金もないんだから、整備は無理でしょう??」ということです。これまでの電線共同溝というやり方では高コストとなってしまいますが、これからは低コストのやり方が主流になります。
これまで「無電柱化なんて無理」という空気の中で、無電柱化は技術開発もされずにきた忘れ去られたマーケットでした。今後はあらゆる技術や製品について低コストの検討がなされる、目覚めたマーケットになるはずです。現在、ジオリゾームでも無電柱化の低コスト化にむけた材料など情報収集を続けています。
どんなことでも無電柱化に関するお問い合わせはジオリゾームへ!