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2015.10.15 | 社長

日本最古の官道(国道)、竹内街道。電線と電柱を無くして昔日に戻したい!

お元氣様です!

昨日の続きです。五條新町を後にして、JR和歌山線を北上、御所で近鉄御所線に乗り換え尺度へ、さらに乗り換えて今度は近鉄南大阪線で磐城駅で下車。この間の車窓は、ゆったりと緑の中を抜けていきました。いやはや、奈良は奥が深い…。

磐城駅から、長尾神社を目指して数分歩くと、竹内街道に出る。左手に神社の鬱蒼とした杜を見ながら歩く。ちょうど、このあたりの秋祭りの日だった。子供たちが神輿を曳く歓声が聞こえる。歩きながら、司馬遼太郎が『街道をゆく』の中で「大和で、この角度から見た景色がいちばんうつくしい」といわしめた景色を探したが、ついぞ、見つけることはできなかった。司馬が歩いたのは昭和18年の秋。戦前で70年以上も前のことだ。今では、洋風の住宅がたくさん並んでおり、往時を偲ぶべくもないだろう。今のように電柱や電線はあったのだろうか…。と考えつつ、歩を進めると、子供たちが、数人、楽しげに砂遊びをしている。よく見ると、街道の脇を流れる水路で捕まえた沢蟹で遊んでいる。水路は水量は少ないが、きれいだ。目を凝らすと、すぐに数匹の蟹を見つけることができる。

竹内峠まで行くか迷ったが、夕暮れが迫っていることもあり、當麻寺に向かうことにした。この参道にもしっかり電柱が鎮座している。惜しい。境内奥の曼陀羅堂(本堂)は、1200年前に建立されたとか。歴史の重みが降り積もっている仏像は存在感充分。魂が入っているかのようです。金堂、講堂にも見ごたえのある仏像が安置されており、壮大な時間に触れて、心が落ち着きますね。

帰りは、参道を通って、當麻寺駅まで。途中、お土産を買ったり、途中でもらったザクロの種を飛ばしたり、ここでも秋祭りの神輿(大音響のマイクで唄とはやしながら練り歩いていました)とすれ違ったり、相撲の開祖『當麻蹶速』を顕彰する目的で建てられた相撲館などを見ながら駅まで歩きました。

3連休にもかかわらず、奈良の観光地はどこも、それほど混んでいるということもなく、ゆっくり見ることができ、快適ですね!そして、その地域で生活している人も、自然に神社仏閣を生活の一部にしています。これからは、こうしたスタイルの観光地で、観光客と生活とをどう折り合いをつけていくのかがテーマでしょうね。いずれにしても、昭和遺産の電柱・電線は無電柱化した方がいいと思いました!いにしえのまちなみを感じることができる奈良は貴重です!つづく…。



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