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2016.02.22 | 社長

「電線等の埋設物に関する設置基準」の緩和について 国土交通省通達 そのメリットとは!?

お元氣様です!

出ました!国土交通省が電線類の埋設基準をついに緩和しました!本日付のプレス発表資料によりますと、これまで、電線類の埋設深度は土被り(埋設物の一番上)で最低60㎝は必要だったのが、生活道路では35㎝まで浅くすることができるようになりました!これは、10年以上前から言い続けてきたことですがようやく、実現しました!

浅く埋めることのメリットは計り知れません。これは、実際に施工をした人ならすぐにわかりますが、                                                        1、掘削・埋め戻しにかかる時間の短縮                                  →これにより、工事費・期間の削減が図れます。さらに掘削重機の作業時間、大きさの削減が可能でCO2排出量を減らすこともできます。                               2、残土処分を減らすことができる                                    →1に関連するが、掘削した土壌の処分や入れ替え等が少なくなり、コスト削減、また、処分場までのダンプの回送回数が減りCO2削減、渋滞緩和、ひいては、交通事故削減にもつながる。3、土留め等が不要                                             →国の土留め基準は深さ1.5mからは土留めが必要となっている。従来の埋設深度では、土留めが必要になる箇所が出てくるが、35㎝では、ほぼ必要なくなるであろう。これにより、土留め設置の時間が不要になり、工事費と工期が短縮できる。さらに、土留め材料の現場への運搬、仮置きが不要になり、工事スペースがコンパクトになる。                       4、災害復旧が容易                                              →1~3の理由で、災害時に万が一、地中の管路が破損した場合でも、復旧は従来よりも容易になる。                                                     それ以外にも、配管のしやすさ、転圧の回数が減らせる、など多くのメリットがあります。

これらをコストに換算すると、現場の状況にもよりますが、1~3割程度(当社試算)の削減が可能かと思われる。これは、すなわち、プレス発表のサブタイトルにもなっていますが、~電線類をより浅く埋設し無電柱化を推進~、無電柱化の推進に寄与するということなのです。

もちろん、浅く埋設することのデメリットもあります。例えば、他事業者が掘削した場合に、電線類を重機等で引っ掛けたり、切ってしまう可能性も否定できません。しかし、これらは、道路開削時の届け出を厳密化したり、既設埋設物のデータベース化を進めることで、ある程度回避できると思います。また、IoTなどを活用して、ICチップを管路に埋め込んだり、安価な防護板を設置するなども可能だと思います。

ここにきて、国土交通省の無電柱化に対する本氣度がひしひしと伝わってきましたね!私たちも負けないように、顔晴ります!



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