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2016.09.26 | 社長

自然の景観はみんなのものだ!(電柱が無いことが当たり前の日本に)

屋久島

お元氣様です!今、世界自然遺産に登録されている屋久島の無電柱化プロジェクトのクラウドファウンディング(たくさんの方々から小口の寄付を集める仕組み)に取り組んでいます。本日の正午現在で570,000円集まりました!ご支援いただいた皆様に心からお礼を申し上げます!ありがとうございます!

しかし、目標の1,050,000円のまだ54%の状況です。締め切りは5日後の30日。目標金額に到達しなければ、ご支援いただいた皆様に返金される仕組みです。このブログを読んでくださった皆様、ぜひ!ご支援を宜しくお願いします! →「世界自然遺産屋久島から電線・電柱をなくすための調査をします!

日本の無電柱化率はわずか1%程度。最も進んでいる東京都の23区内で7%です。日本にある電柱は3552万本。その数は年間7万本以上も増え続けている!それに比べて、ロンドン・パリ・ベルリン・香港などはほぼ100%。街なかに1本も電柱が無い。台北市も95%と非常に無電柱化が進んでいる。
では、ロンドンで生まれ育った人と、日本の普通の町で生まれ育った人の景観に対する感覚はどうなるでしょうか?ロンドンっ子が日本の街を訪れれば、空中を覆う電線、林立する電柱にビックリするはずです。(実際にそのようです)一方、日本人がロンドンを訪れると、なんか空がスカスカだなあ…。と違和感を覚えるでしょう。(実際にそういう感想を聞きました)

だから、世界自然遺産の屋久島に電線があっても、誰も何も言わないし、当たり前になっている。電柱を撤去しろ!とデモをする人もいない。そもそも、この電柱を無くす(埋める)などと言う発想が日本人にはないのではないかと思ってしまう。これでは、日本は永遠に電柱大国のままだ。下手をすれば、世界遺産の取り消しもあり得るのです。

この屋久島無電柱化プロジェクトは、そういう意味では、多くの人に無電柱化について、行動を起こしてもらうきっかけにしたかったし、それだけで終わるのではなく、きっちりとプロジェクトを前に進めて、支援していただいた皆様に報告するとともに、その結果を、より多くの人に知ってもらいたいと思います。そういう意味では、このチャレンジは何としても、成功させたく思います!そして、無電柱化はできる!無電柱化が当たり前の日本にしたく思います!

小池百合子都知事が誕生して、無電柱化への関心が飛躍的に高まってきています。そのうねりをさらに大きなものにするために、皆様、ご支援を宜しくお願いします!

 

日本の無電柱化:世界自然遺産屋久島の無電柱化は可能か!?(2016/9/23)

こんにちは!井上Sです!

世界文化遺産に登録された富士山はICOMOSから環境対策の宿題が課されていて、その中の一つは電柱です。対応が十分でないと登録を取り消されるかもしれない、と言われています。ICOMOSから言われたから、でなく、「そもそも」富士山を望む景観を少しでもよくしていってもらいたいです。

現在の屋久島↑

未来の屋久島↑

1993年、世界自然遺産に登録された屋久島は高峰がそびえたち、海側から山側を眺めても、山側から海を眺めても美しい、世界に誇れる島です。

ところが、例にもれず電柱電線が乱雑に並び…。(以下はいつも同じなので省略します。)

世界に誇る世界自然遺産の島、人間の日々の生活と景観が両立するようになってほしいものです。

9月末までクラウドファンディングで屋久島の無電柱化の調査費用についてご支援をつのっています。ジオリゾームも応援しています。

下記サイトです。↓↓↓↓↓

世界自然遺産屋久島から電線・電柱をなくすための調査をします!

ルーラルエリアの無電柱化には多くのアイディアがあり、低コスト化が可能です。

景観と生活の両立プラス街の防災に関するお問い合わせはジオリゾームへ!

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