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2018.02.09 | スタッフ

大阪市 昭和の名建築「綿業会館」周辺の初めの一本電柱はどうやって立っているか。

こんにちは!井上Sです!!

またまた大寒波ですね。雪かきから一日が始まる地方では肉体的にも精神的にも一番きつい頃だと思います。大雪の地方の皆様、お見舞い申し上げます。

また、台湾で大地震がありました。台湾の皆様にも心よりお見舞い申し上げます。

先日、大阪市内の「綿業会館」に行ってきました。昭和3年に設立された名建築で、平成15年に国の重要文化財に指定された歴史的建造物です。正面玄関はおちついてシックな感じです。土曜日でしたが、建物の写真を撮っている人も…。

↑建物の横に回ると「初めの1本」電柱が!

大阪市の「生きた建築ミュージアム」にも名前がある綿業会館の表玄関は無電柱化工事が終わっていますが、横の通りはまだ電柱がありました。無電柱化が終わっている通りからまだ電柱のあるとおりに行くと、必ず「初めの1本」電柱があります。

電線は非常に重く、電柱に非常に大きな負荷がかかるため、端っこの電柱は1本単体では支えることができません。この「初めの一本」は電線が張られている向きに引っ張られるので、「支線」という文字通り電柱を支えるための線が張られています。

たまに引っ張りすぎて驚異的にしなっている電柱を見たりしますが、この電柱は割とシャンと立っていました。

↑御堂筋の歩道のアート。地上機器はこのアートの台座にしたらいいのに…と思います。

ここで電柱についてよくある質問(FAQ)です。

◆電柱は、何メートル間隔で建てられているの?

高圧および低圧の電線路の径間は、原則として各電線事業者の電気供給約款によります。

  • 北海道電力
    「電気供給約款 別表 10標準設計基準 (ハ)径間」から引用
    ※市街地:20~40メートル、その他:40~60メートル
  • 東北電力
    「電気供給約款 別表 10標準設計基準 (ロ) 架空電線路 (ハ)標準径間」から引用
    ※市街地:45m、その他:55m
    東京電力
    「電気供給約款 別表 9 標準設計基準 (ニ)架空電線路(ハ) 径間」から引用
    ※市街地:30m、その他:40m
  • 北陸電力
    「電気供給約款 別表 10標準設計基準 (ロ) 架空電線路 (ハ) 標準径間」から引用
    高圧または低圧の架空電線路の標準径間は,40メートルから50メートル
  • 中部電力
    「電気供給約款 別表 10標準設計基準 (ロ) 架空電線路 (ハ)径間)」から引用
    ※市街地:20m~40m その他:40m~50m
  • 関西電力
    「託送供給約款[特定電気事業者用] 別表 7標準設計基準(2)高圧電線路 (ロ) 高圧架空電線路 (ハ)標準径間」から引用
    ※市街地:30m~40m、その他:40m~50m
  • 中国電力
    「電気供給約款 別表 10標準設計基準 (ロ) 架空電線路 (ハ)径間)」
    ※市街地:40m、その他:50m
  • 四国電力
    「電気供給約款 別表10 標準設計基準 (ロ) 架空電線路(ハ)標準径間」
    ※市街地:40m、その他:50m
  • 九州電力
    「電気供給約款 別表10 標準設計基準 (ロ) 架空電線路(ハ)標準径間」
    ※市街地:40メートル、その他50メートル
  • 沖縄電力
    「電気供給約款 別表13 標準設計基準 (ロ) 架空電線路(ハ)標準径間
    ※市街地:40メートル、その他50メートル電柱の間隔は、添架(てんが)(注1)されている電線の条数や供給する電力量等によっても変わります。 (注1)添架(てんが)とは、電柱に『通信線』、『テレビ共聴線』などを取り付けることをいいます。
  • ◆自宅の前の電柱が邪魔なのですが、電柱を無くして電線を埋めることは可能でしょうか?

    技術的に不可能ではありません。コストがかかりますが、「一本から無電柱化」も実現させております。一度、お問い合わせください。



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