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2018.02.21 | 社長

バタバタと年度末、来年度に向けて、無電柱化に関する動きが出てきています。私たちの活動も加速させていきます!!

お元氣様です!まだまだ、寒い日が続きます。それでも、日差しは春ですね!長かった無電柱化の冬の時代がようやく終わりつつあるようです。私は、相変わらず、行ったり来たりのバタバタな毎日ですが、土の中で、栄養分を蓄えていた無電柱化の根っこから、芽が出てきました!先日の東京との無電柱化計画案に続いて、国土交通省が無電柱化推進計画案を発表しました。同時にパブリックコメントも募集を開始。皆さん、ドンドン、コメントしてください!もちろん私も、送る予定です!

この無電柱化推進計画の特徴は5つあります。大きな特色は、これまで抽象的な表現の多かった推進計画ですが、今回は、具体的な目標や場所施策などが明記されているということです。これは、国土交通省の本氣度と、これによって、予算取りを確実にしようという意図があるのではないかと思います。これまでの無電柱化推進計画は下記の図のように、当初の第1期の200km/年から、徐々に増えて、第5期には倍以上の440km/年となり、そこから、6期には325km/年と下がってしまいました。それが、今回の3か年計画で、約467km/年とこれまでで最も多い延長となっています。6期の計画と比べると約1.8倍になっています。なかなかの目標数値だと思います。

無電柱化整備延長

5つの特徴の1番目は、基本的な方針です。一番最初に「取り組み姿勢」として、【増え続ける電柱を減少に転じさせる歴史の“転換点”とする】とかなり、大胆な表現で、この現状(電柱大国)を打破するという強い意志が見て取れます。「反撃だ!」という広告がありましたが、その意氣は十分に感じられますね。誰に対する反撃かには言及しませんが、国も含めた、無電柱化に抵抗する組織への反撃ということですね!私のそこに加わるつもりです。さらに、そのあと、「進め方」として、「適切な役割分担」、「国民の理解・地域住民の意向」なども明記されており、国を挙げての推進という無電柱化推進法の主旨をしっかり、落とし込んだ内容となっています。(当たり前ですが)

2番目は期間です。これまでは4年、または5年となっていましたが、今回は18年度から20年度と東京五輪に合わせたのか、3年というやや短い時間となっています。おそらく、これからの無電柱化の加速する展開(技術革新・低コスト化・規制緩和等)に対応するために短めにしたのではないかと想像できますね。

3番目は目標です。ここで、これだけ具体的な数値目標が出されたのはおそらく初めてのことだと思います。4つのカテゴリーに分けて、①防災では、都市部内の第一次緊急輸送道路の無電柱化率を34%から42%に、重伝建地区では26%から74%と大幅な目標設定となっています。3年間の整備延長は1,400kmとなっており、この距離はどの位というと、東京駅から車で、有料道路を使わずにした道を32時間走って、鹿児島中央駅に行くのと同じくらいの距離なのです。そう考えるとなかなかの距離だと思いますが、日本の道路延長は上の図にもありますが、120万kmもあるので、それからいうと約1.2%でしかないのです…。

1,400km

4番目は、「講ずべき施策」として、「1、多用な整備手法、コスト縮減」、「2、財政的措置」、「3、占用制度の的確な運用」、「4、関係者間の連携強化」となっております。特に3の占用制度は【外部不経済】を反映させるべきという内容になっており、これまでにない、斬新かつ、正統なストロングスタイルの運用になることが期待されますね!また、関係者間の連携強化は、電線管理者が大きな役割を担うと思われます。彼らの意識改革を期待したいですね!

5番目は、「施策を迅速に推進するため」ということで、「広報活動」や「技術支援」などが挙げられています。

これから、オールジャパンで、この電柱問題に取り組んでいく必要があると思います!私も微力ながら、がんばります!

 



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