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2018.04.26 | スタッフ

ขอบคุณ ค่ะコップンカー(ありがとう)!タイの首都バンコクの無電柱化事情その2!地中化工事はどうやっている? 

こんにちは!井上Sです!!ハゴロモジャスミンの芳香が漂っていますね!

今回は前回のブログ「タイの首都バンコクの無電柱化事情はどうなっているの?その1.5!」の続きでバンコクの地中化の「施工」についてとりあげたいと思います!

■日本の電線類地中化工事は開削が基本

日本の地中化工事は道路を開削して配管するのが主流です。

↑日本の電線類地中化工事は矢板を建てて土留めをしたあと、特殊部を設置、

↑また、開削して管を敷設していくというやり方がです。(写真は大阪府内の都心部ではない場所での電線共同溝工事)

今回、バンコクで地中化工事の現場を見学しました。

■タイでは電線をどのように地中化しているか?

↑バンコク郊外の水平ボーリングの現場

特別高圧電力線の地中化工事で水平ボーリングによる配管の現場を見せていただきました。バーミヤ社の機械が使用されていました。

海外(特にアジア)では水平ボーリングが主流のようです。

180㎜の電気(高圧)の管を30本一度に通すことができるのと、開削が不要で川の下越しができるということで、深度22mに配管するという現場です。タイでは、こうしたボーリングマシンを多用して、非開削での地中化を進めているようです。

工事の概要は工事看板に書かれていました。(タイ語だったのでまちがっているかもしれませんが。)

・距離300m~400m
・180㎜の管路30本埋設
・工期 2016.3~2019.3
(1,080日間)
・工事額 5億7,460万THB
(約19億5千万円)

ということです。

下の写真の奥にみえる黄色い機会が水平ボーリングの機械でロッドをつないで地中にねじ込んでいく感じです。オペレーターは地中がどういう状況か、障害物の有無などを把握しながら機械を操作していくそうです。

↑泥水のように見えるのは薬品が入っており、滑りやすくしておいてボーリングしたところに管をいれ、引っ張るとのことです。使用後は泥と薬品に分けられリサイクルされるようです。

大規模工事で工期に間に合わせるため、週7日、2交代で施工中とのことでした。

■ガス管埋設工事も水平ボーリング!

次に向かったのはバンコクから約40㎞離れた、サムットプラーカーン県にあるバンプ―工業団地内のガス管埋設工事の現場です。

先ほどの高圧電気の大掛かりな工事でなく、深さ5~6mにガス管を埋設する現場です。先ほどの機械より小型の水平ボーリングの機械がおいてありました。(お昼時だったので現場は動いていませんでした。)

↑工業団地内のガス管埋設状況

■通信線の地中化も水平ボーリングで!

最後に見せていただいた現場はバンコクから約50㎞、日系企業の工場も多いというナワナコーン工業団地内 の通信線の埋設工事現場です。ナワナコーン工業団地は2011年の大洪水の際、2mの浸水で大きな被害を受けたところです。


↑道路の向こう側に管がでている。

通信線を深さ3mに埋設するという工事です。ここでも水平ボーリングで工事が行われており、さらに小型の水平ボーリングの機械が使われていました。

↑桝の中の通信線。

タイの通信会社はたくさんありますがすべての通信会社の通信線が入れられるとのことです。100m~150m毎に桝がありました。

車道の対角線が30~40mなら1日3本はボーリングできるとのことでスピードも速いですね。ちなみに電気の管は一緒には埋めないそうです。

タイの現場では近くで写真を撮っても注意されることもなく、興味深く見ることができました。安全対策は日本よりは緩く、ベトナム、インドネシアよりきっちりしている感じでした。ご協力いただいた皆様、ขอบคุณ ค่ะコップンカー!(ありがとうございます!)

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