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2018.06.21 | スタッフ

老朽インフラと無電柱化の整備を合わせて行えるのか。大阪北部地震で被害に遭われた方へお見舞い申し上げます。

こんにちは!井上Sです!!

2018年6月18日、北大阪を中心とする地震で被害にあわれた皆様にお見舞い申し上げます。

ジオリゾーム大阪営業所は吹田市にあり、ちょうど朝礼を始めようとしているところで地震に遭いました。一瞬「!?」と思いましたが、すぐに阪神淡路大震災の時の恐怖が甦りました。周りには同僚がいたので心に余裕はありましたが。全員机の下にもぐった頃には、壁にかけていた額が落ち、ガラスが割れ、ホワイトボードが倒れ…気がつくといつの間にか携帯から緊急地震速報の音がウヮンウヮン鳴り響いていました…。

幸い、社員にも社員の家族にもケガ人はおらず、おかげさまで無事に通常営業をしております。

ご心配いただいた皆様、ありがとうございます。

今回、電柱が倒れたという情報は聞いてはいません。しかしながら古い地下埋設のガス管や水道管が破損し、完全復旧に時間がかかるのに対し、電力は17万戸の停電があったにもかかわらず復旧が早かったことで「架空電線は復旧が早いから地震に強い」という間違った認識がなされないか…と思います。架空電線はあくまでも仮設です。老朽化した水道管、ガス管の復旧と無電柱化が一度にすすめられるとよいのですが。今回の地震の震度6弱でしたが、震度7で電柱は倒れるといわれます。

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内閣府の資料によると、今後30年以内の東海地震発生確率は88%、東南海地震は70%程度、南海地震は約60%程度と予測されています。
1995年の阪神淡路大震災では、11,000本の電柱が倒壊し、また2011年の東日本大震災では58,000本が被害を受けました。
倒壊した電柱や電線は住宅を損壊させるだけでなく、緊急車両や生活物資の輸送路を塞ぎ、災害復旧に影響を与えました。阪神淡路大震災における神戸地区の架空線と地中線のケーブルの被災状況で、地中線の被災率は、架空線の80分の1だったというデータが出ています。

阪神大震災における神戸地区ケーブル被災状況(単位100km)

架空線 地中線
被災率   2.40%   0.03%
被災延長   1   0.007
総延長   41.5   24

注)被災率はケーブル総延長に対する被災延長の割合 (NTT資料)

■土木学会から『国難』をもたらす巨大災害対策についての技術検討報告書が公表されました。

「平成29年度会長特別委員会「レジリエンスの確保に関する技術検討委員会」(委員長:中村 英夫 東京都市大学名誉総長)では、南海トラフ地震・津波や首都直下地震、大都市河川大洪水等の「国難的災害」に対して、国難と呼びうる致命的事態を回避し、巨大災害に遭遇してもその被害を回復可能な範囲にとどめうる対策、すなわち国土のレジリエンス確保方策を示すための議論を行ってきました。」(土木学会HPより抜粋)とあり、道路の無電柱化についても記載があります。

復旧が早いことも大事ですが、まずは倒壊の不安がなくなるような街づくりを期待したいです。

無電柱化のことはジオリゾームへお問い合わせください。



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