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2018.10.04 | スタッフ

台風24号の被害から考えた。無電柱化で日本の電力の信頼性はさらにアップする!?

こんにちは!井上Sです!!

2018年9月29日~10月1日にかけて日本列島を縦断していった台風24号も大雨と暴風で日本全国で被害がありました。

被災された皆様、心よりお見舞い申し上げます。

いまだ静岡では停電が解消されていないとのことで、電気のありがたさを感じずにはいられません。電力会社の復旧業務に当たられている皆様、ご安全に!

さて、電気事業連合会のデータベース「FEPC INFOBASE」に日本の電気事業に関する情報が掲載されています。

 

■日本の電気事業は世界トップ水準

例えばこのような記載があります。

 電気の品質をはかる目安のひとつが、停電時間と停電回数である。

 わが国の電気事業では、発電所の安定した運転、送配電線の整備や拡充に努める一方、

 最新の無停電工法の導入、迅速な災害復旧作業などの努力によって、

 事故停電の発生回数の減少、発生した場合の 1 事故当たりの停電時間の短縮に全力をげて取り組んでいる。

 特に大規模・長時間停電については社会的影響が大きく、その防止のために送電線の多ルート化や

 高信頼度機器の採用、保守点検の合理化などに取り組んでいる。このような努力により、

 現在わが国の電気事業における停電時間、停電回数は極めて少なく、

 世界トップ水準の信頼性の高い良質な電気をお届けしている。

(電気事業連合会HPより引用)

さらに

●2016年度お客様1件当たりの年間停電回数は0.18回、停電時間25分

というデータからもわかるようにめったに停電しません。(上記のデータは10電力の平均)確かに大阪に住んでいて停電を経験することは最近、ほとんどなかったです。沖縄や離島では「台風が来ると停電する」とのことですが、本州に住んでいるとピンときませんでした。電力会社の停電をさせない対策はすごいなあと感じます。

ところが2018年は地震、大雨、台風と立て続けにやってきて、停電が多くなっています。(停電、と言わないまでも電気がフワフワしている状況を経験しました。)

■停電の原因は他物接触と鳥獣によるものが27.3%

データの中には停電の原因も触れられています。

●2016年度 原因別電気事故件数(高圧配電線路、送電線路・特別高圧配電線路)(10 電力計)

※高圧配電線路については供給支障事故件数を計上

 他物接触・鳥獣   2,936
 設備不備・保守不備 2,105
 風雨・水害 1,993
 雷 991
 氷雪 509
 地震・山崩れ・雪崩 313
 無断伐木 72
 塩・ちり・ガス 67
 火災 44
 その他 1703
   合計 10,733件

(以上、同HPより引用)

というデータが出ています。台風21号でも24号でも飛来物による停電が多くありました。(詳細については電力会社は調査中とのことです。)

■無電柱化で電力の信頼性はさらにアップする!?

上記の停電の原因の内、架空にあることによるもの(地中に埋設したら防げるのではないかと考えられるもの)は

 ・他物接触、鳥獣 2,936 ・風雨、水害 1,993  ・雷 991 ・氷雪 509 ・塩、ちり、ガス 67  ・火災 44
 合計 6,540 となり、60.9%となります。

水害では、台風21号では地中化地区で地上機器(トランス)が水没したことにより、使用できなくなったものもあるとのことですので、全てが大丈夫ということもないと思います。それでも被害が少ない無電柱化のほうが停電も減りそうです。

今回の台風で無電柱化の必要性を感じた方が多いようです。これまでの「高いから無理」でなく「インフラの地中化は必要不可欠なこと。低コストで無電柱化することが常識」になる時代がくるのでしょうか。

無電柱化のことならジオリゾームへお問い合わせください。



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