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無電柱化コラム

情報誌グランじお ,無電柱化ニュース ,

2020.03.30

情報誌”グランじお”44号~最新情報を毎月お届けしています!~

今月の内容は…

経済産業省・電力レジリエンスWGの台風15号(2019年)の検証結果報告!
じおブラリー:デンマークのスマートシティ~データを活用した人間中心の都市づくり~ 中島健祐 著
じおの羅針盤

 

「地球環境を良くしたい!美しい街をつくりたい!」
そんな思いを持ったメンバーが、“無電柱化(電線地中化)”のホットな情報、お役立ち情報を毎月お届けしています!

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詳しい内容は、この下をごらんください。

グランじお44号

2020年の年明けから、新型ウイルスが中国で猛威をふるい、それが全世界へと広がりました、もうすぐ4月になる時期でもなかなか収束の目途がたっていません。
先日、ノーベル医学生理学賞をとられた山中伸也・京都大学教授が「新型ウイルスとの戦いは短距離走ではなく、1年は続く可能性のある長いマラソン」、「疲れたり油断して止まったりしてしまうと、感染が一気に広がり、医療崩壊や社会混乱が生じます。一人一人のペースを保ちながら走っていくことが大切」と発言されました。無電柱化も各自治体や関係者が長期を見据えて、少しずつでもできるところから進めていくことが大事ですね。

国土交通省とは目線が違う!
経済産業省・電力レジリエンスWGの台風15(2019年)の検証結果報告

今回は、経済産業省(「電力レジリエンスワーキンググループ(WG)」)が出した、2019年9月に上陸した台風15号についての検証結果をもとに、長期停電の原因や、実施できる対策をまとめたものの一部を紹介します。
国交省と違って、経産省のまとめ方は自然災害だから仕方がない、その中で我々はどう対処するべきかという立場をとっていて、どこか第三者目線である。無電柱化についてはコストと時間がかりすぎるという課題説明が中心だった。

台風15号の停電長期化の原因は?

台風15号の接近・通過とともに伊豆諸島や関東地方南部を襲った猛烈な風・雨は、千葉市では最大風35.9m/s(メートル毎秒),最大瞬間風速57.5m/sを観測し、記録的な暴風となった。
停電被害は最大約93万戸で、2018年に近畿地方を襲った台風21号の際の停電被害(最大約240万戸)には戸数では下回ったが、千葉県を中心に停電が長期化した。停電の復旧にかかった時間は約280時間で、近年の停電被害のなかでは突出している。

 

これまでの台風被害における停電戸数の推移

台風15号の停電が長期化した原因はいくつかある。まず、記録的な暴風にともなう倒木や飛来物によって電柱の破損や倒壊が発生、それによる断線がとても多かったことだ。2018年の台風21号は、最大停電件数では2019年の被害を上回っていたが、破損や倒壊した電柱は1,343本だった。その一方、台風15号では1,996本と約1.5倍となっている。

倒木や家屋の倒壊がそもそもの原因?

倒木は電柱破損の原因となっただけでなく交通の妨げともなり、倒木で立ち入りが困難な地域の被害確認や復旧作業に時間がかかることとなった。
※停電の復旧に時間がかかった原因について、経産省は、被害の多かった千葉県の電柱損壊が、家屋や木々の倒壊に巻き込まれやすい環境となっているとしている。以下、経産省のホームページでの見解を引用すると、現在の鉄塔・電柱は風速40m/sの風圧荷重にも耐えられるように設計されていましたが、今回の台風15号で倒壊した鉄塔は、特殊な地形に突風が吹いたことで、設計強度をおおきく上回る荷重が発生し、倒壊したと考えられています。そこで今後は、こうした特殊な場所を設計の段階で考慮し、また風速についても「40m/s」という基準は維持しつつ、地域の実情を踏まえた「地域風速」を適用するなどの対策が考えられています。
また、電柱の被害は、倒木や建物の倒壊に巻き込まれたり、物が飛んできたことで引き起こされた二次被害が多くを占めます。

そもそも、重要なインフラ設備が無造作に「電柱」として外部に建てられ、外部要因を招きやすい環境をつくっていることに問題があるのに、「二次被害に会った」、「巻き込まれて」という表現を使っているのは、矛盾を感じざるを得ない。(後半に続く)

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