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無電柱化コラム

無電柱化ニュース ,

2021.05.14

情報誌”グランじお”56号~最新情報を毎月お届けしています!~

今月の内容は…

都市計画道路の整備について、ある自治体の相談を受けました。
じおの羅針盤 東京都が掲げる無電柱化加速7つの戦略!

「地球環境を良くしたい!美しい街をつくりたい!」
そんな思いを持ったメンバーが、“無電柱化(電線地中化)”のホットな情報、お役立ち情報を毎月お届けしています!

ご興味の在る方は、メールアドレスを教えていただければ、無料でお送りいたします。
お問い合わせフォームより、お気軽にお申込みください。
詳しい内容は、この下をごらんください。

 

グランじお56号

今年の 3 月 11 日、東北沖地震の発生から 10 年が経ちました。地震は一瞬にして街を一変させます。電柱・電線が倒壊・断線すると、救える命も救えなくなります。日本は古くから自然の恵みを受けてきた反面、自然災害も多いです。そのたびに「自然のせいだから仕方な
い」と思ってしまいます。それではいけません!今こそ政府が提唱する「防災・減災」の意識を強め、人命や私達の暮しに被害が及ばない「国土強靭化」の政策を進めないといけません。

先日起こった東北での震度6強の地震も、ここ 10 年の国土強靭化政策のおかげで被害が少なかったとの見方もあります。すぐにできないまでも少しずつ進めていきたいですね!

NPO 法人電線のない街づくり支援ネットワーク主催、東京セミナー(1/20)後、都市計画道路の整備について、ある自治体の相談を受けました。

NPO無電柱ネットが主催する東京セミナーに参加された自治体担当者に相談事を募ったところ、ある自治体から相談を受けました。その事例は「都市計画道路の整備」です。無電柱化法第 12 条が示す路線全般を想定しての道路計画で、宅地等を買収し、新設道路を造る事業です。

H31.4.1 の国通知に基づくと、「新設道路整備に合せて無電柱化が可能な路線であり、今後、道路占用許可は出せない路線」となります。令和3年度に都市計画道路整備事業着手、その2~3年後に工事着手の予定路線です。この内容を踏まえて電線管理者と協議した結果について
◎A市の説明
「無電柱化法も策定された。(色々な国の通知等に基づき)新設道路整備時に、電線管理者による無電柱化同時施工が望まれる。無電柱化されなかった場合、H31.4.1 の道路法改正に基づき、その後、架空線による道路占用許可は出せない。」と説明した。

◎A市の説明に対する電線管理者の見解
「国は道路事業との同時施工で、単独地中化方式を指定していない。」
「効率的な電線共同溝方式で整備すべきだ」
※単独地中化方式で行う場合、通信線において、NTT 以外にもケーブル会社各社が存在する。単独地中化方式に則って、個別で管理するとなると不効率かつ難しいのでは。「電気料金があがることになる」「無電柱化を進めることに対し、国土交通省は納得しているだろうが経済産業省・総務省は納得していないのではないか?」などの意見を出され、「実際の対応は、事業着手時点で詰めていく。(今後の課題)」こととなった。

◎今回の相談事項(両者の見解を踏まえて)
・H31.4.1 の道路法施行規則改正に基づく路線で「国が想定している整備手法」は何か。
「(電気料金が上がるかもしれないが)電線管理者にも負担して頂いて整備していく。電線共同溝方式を除外しているものでは無いが、原則、単独地中化方式を想定。」と解釈しているが、電線管理者は納得していなかった。
・H31.4.1 道路法改正の運用に係る国の通達の中には、「効率的な整備を行う」の記述があります。これを取って、電線管理者は「電線共同溝方式が効率的であり、採用すべき手法だ」と主張してきました。個人的にも、事業費の負担元を考慮せず、無電柱化の「事業効率のみ」で考えた場合、電線共同溝方式が最も効率的な手法でないかと感じています。また、「施設の管理」を考慮した場合、電線共同溝方式ならば、特殊部は関係電線管理者をまとめて包括する施設になりますが、単独地中化の場合、各社ごと分かれた施設になる可能性があり、管理する上で効率的なのか疑念があります。

◎NPO 無電柱ネット事務局長・(株)ジオリゾーム代表:井上からの回答
国土交通省もまだ今回寄せられたご質問などに関しては個別の細かいところまで協議が及んでいない状況のようだ。電線管理者と協議を進める際、道路事業に併せた無電柱化を推進するための手引きを参考にしてほしい。今回、無電柱化推進のあり方検討委員会で新しく組織された無電柱化推進技術検討委員会のなかには、電線管理者の監督官庁の経済産業省や総務省も委員に入っている。電線管理者としての柔軟な対応を期待したい。また、国交省が設けている各地整ごとのワンストップ窓口を活用してほしい。

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