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- 無電柱化ニュース
2025.12.04 | スタッフ
皆さん、こんにちは!今回は、2025 年 7 月に当社研修旅行で台湾・台北市に行った際の台北市道路情報管理センター視察の様子と、そこでうかがった台湾の無電柱化事情について紹介させていただきます。(現地通訳・ご協力:陳昭志氏)
台北市道路情報管理センターを訪れたときに驚いたのは、センターの方々が、私達を大変歓待していただいて、食事やグッズ類を我々従業員全員にご提供いただき、更に「何でも聞いて下さい、気になる設備があったら何でも見て帰って下さい。」と情報公開に関してもオープンにご提供いただいたことです。 早速、台北市の無電柱化についてミーティングを設けていただきましたが、せっかくだからと台湾電力のかたも同席していただきました(下の写真)。
実は、ここの情報管理センターは、電力会社・ガス会社・下水道施設など、地下インフラの会社も常駐しており、なにか問題が起こったときにすぐ対応できるように、情報を共有できるようにしている。下の写真にあるように施工現場の状況は巨大なモニターに映し出されている。
政策目標は ・都市の街並みをきれいに,都市の美観と道路の視界を向上 ・台風時の架空線損傷や停電リスク軽減,電力安定供給強化 ・生活環境全体の質向上、より安全で住みよい都市空間創出
歩道の無電柱化は電力会社が 100%負担。電力会社は台湾電力で国営。 景観の場合は、市が 50%、電力 50%の負担。 通信ケーブルに関しては、その会社が全額負担している。1~1.5 億円/㎞。 地中線は架空線の 6~8 倍の費用がかかる。
規模にもよるが、短いと3か月(ピンポイントの地下化の場合)。 長い場合は2~3 年かかる。
台北市はほぼ無電柱化されているが、所々で残っている箇所を無電柱化していくことが主になっている。
変圧器を置く場所は歩行者の邪魔にならないような場所、歩道の端、公園に置いたりしている。公共施設の中に置く。
・台湾電力(国営)主導で無電柱化を推進、台北市は支援する体制。 ・市街地はほぼ無電柱化完了。あとは個別に住民等の依頼等で対応。 ・費用負担については、国の負担はゼロ。景観改善目的の場合のみ、市が 50%、電力 50%の負担。それ以外は台湾電力が全額負担。通信に関しては通信事業者が 100%負担している。 ・デジタル化で生産性を向上している。埋設物の一元管理と稼働中の工事現場は、ライブ配信している。 ・工法に関しては、CLSM やマイクロトレンチを活用するなど、スピード重視で柔軟に対応している。
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