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2015.09.22 | 社長

重要伝統的建造物群保存地区と電線類地中化(大津市坂本地区)


大津市坂本地区

お元氣様です!                                               シルバーウィークのど真ん中ですね!

昨日は、滋賀県に3つある重要伝統的建造物群保存地区の一つである、滋賀県の大津市坂本地区に行ってきました!良い天氣で汗ばむ陽氣でした!

坂本地区は、

大津市坂本は平安時代より、山側の上坂本が門前町、湖畔の下坂本が荷揚げ港として発展し、中世には近江国最大の都市として繁栄した。近世以降に延暦寺と密接な関係を保って形成された里坊の特色ある建築や庭園、門や当地方独特の穴太衆積みの石垣等が、緑深い樹木や清冽な水路等とともにすぐれた歴史的風致を維持している。
※伝建協HPより

とあるように、まち全体の塀が石垣で作られており、安定感のある堅牢なまちなみが魅力です。道に沿って、きれいな水路が掘られ、昔は、ここで洗濯や炊事などをしていたとのこと。比叡山に降った雨が、湧いているのでしょう。水量も豊富で、まちに憩いを与えています。

緑も豊富で、散策するには、たいへん氣持ちの良いところです。こうした、坂本地区ですが、残念ながら、電柱がその風景を邪魔しています。しかも、支線は屋敷の中にまで引っ張られていて、残念です。

全国の重伝建地区は現在110地区ありますが、私の調査した限りでは、全面的に無電柱化しているのは、5~6地区に過ぎません。それ以外は、地区のどこかに電柱や電線が存在し、歴史的なまちなみを台無しにしています。

2020年の東京五輪に向けて、日本は観光立国を標榜しています。今以上に、海外からの観光客が日本の歴史的なまちなみを観に来ることでしょう。しかし、重要なコンテンツである重伝建地区の無電柱化は進んでいないのが現状です。坂本地区などは、大きな建物も無く、電線の需要は市街地ほどは多く無いので、無電柱化にかかる費用も抑えられるはずです。

国土交通省と文部科学省は、早急に重伝建地区の建物に対する助成だけでなく、無電柱化を促す施策を講じてもらいたいものです!

 



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