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2019.05.20 | スタッフ

電柱はもういらない!新規開発には電線類地中化を!

はじめまして!新入社員の竹田と申します!

入社して早くも一か月がたちました。まだ慣れないことも多いですが、たくさんのことを学ばせていただきながら、社会人としての歩みを進めています。

さて、本日のブログでは住宅地の電線類地中化についてお話ししたいと思います。

下の写真は吹田市の住宅開発地現場と近隣の住宅街の間の道路で、電線類の地中化工事を行ったときのものです。片側通行のための交通整理を行っています。

緑色のフェンスより奥側が開発現場になり、無電柱化に伴い隣接する道路の電線類を地中化しています。

地域住民の皆さんにご協力いただき、一部道路の地中化工事をさせていただいておりますが、新規の住宅開発事業でもこれだけのご協力を必要とするため、すでに電柱のある地域では工事がより一層苦労する事になるのではないかと考えられます。

この先、無電柱化が進んでいき、既存電柱を取り除く際に、無駄な手間を省くためにも、これからの新規開発においては、積極的に無電柱化に取り組むべきであると思います。

大阪府でも「無電柱化推進計画」というものがあります。

しかし、無電柱化推進と言っても、進んでいるところはまだまだ主要道路ばかりで、実際には全国で毎年7万本8万本以上もの電柱が新たに建設されています。無電柱化の整備延長も年間420㎞程であり、このペースで無電柱化が進めていくとなると電柱がなくなるのは約2700年後(!?)になります。

なぜ電柱が増え続けているのかというと、新たに開発された住宅地で電柱が新設され続けていることが一因であると考えられます。家が増えるたびに、電柱も増えてしまっているのです。

電柱があると、通行の邪魔になるだけでなく、視界を狭くしてしまいます。特に道幅が狭い道路では電柱をよける歩行者や車にヒヤリとしたことがある方もおられるのではないでしょうか。住宅地にはそういった狭い道路も多いと思います。よく交通事故のニュースでも電柱への衝突等による事故が取り上げられていますよね。狭い道であろうと広い道であろうと事故は起こってしまっていますが、その時に電柱の有無で死亡に至る確率が変わるのです。

上の記事によると電柱との衝突が原因とありますが、衝突以前に電柱があるということは視界が遮られるということであり、大変危険です。また、電柱があると本来の道路よりも有効幅員が1/3も減少するといわれています。幅員が減るということはそれだけ人と車との距離が近くなるということでもあります。距離が近ければ当然、接触の機会も増え、事故につながりますよね。住宅地にお住みで、そこから学校に通う子どもが自動車と急接近するような光景なんて、とても怖いものです。

安心して過ごせるようにするためには安全なまちづくりが重要です。そのためには電柱のないまちづくりは必要不可欠なのではないでしょうか。これから無電柱化が推進され、日本でも電柱が見られなくなる日がいつか来ると私は信じています。その第一歩として新規住宅開発地では無電柱化を実施し、少しずつ電柱が取り除かれていくことになればいいなと思います。

5月に入り、元号も変わりました。今回の元号は「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」という意味を込めつけられたそうですが、万葉集の歌がもとになっています。この歌が詠まれた1000年以上前の風景には電柱などなく美しい自然が広がっていたことと思います。

我々も美しい景観を守っていくとともに人々が安心安全に過ごすことのできるまちづくりのためにこれからも頑張っていこうと思いますので、よろしくお願いいたします。

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