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2018.09.05 | スタッフ

台風シーズンに向けて再考。飛来物による架線切れも深刻!暴風で家が揺れた台風21号!!

こんにちは!井上Sです!!

猛烈な台風21号が通過しました。

被害の状況は次第に明らかになってきています。被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。ジオリゾーム大阪営業所は4日は在宅勤務日としてシャッターを下ろしていました。おかげさまで、全員無事で今日は通常営業を行っています。

↑今朝、通勤途上でトタンが引き込み線にぶら下がっているのを見ました。(吹田市内)

今年は関西では地震・大雨・酷暑そして台風といろいろな災害に見舞われています。鴨長明が『方丈記』を書いた平安時代末期もいろいろな災害に見舞われたという話を思い出してしまいます。

幸い我が家では網戸が2枚ふっ飛び、いつもの雨漏りがした程度でしたが、斜め向かいの家の屋根瓦が飛び、我が家の前の道路に散乱していました。

SNSではトタン板が風で飛んで電線に引っかかり火花を散らしたり、風であおられて車が横倒しになる映像、電柱が倒壊している様子など、さまざまな衝撃的な写真や動画が数多く投稿されて飛び交っていました。

大阪で台風21号の直撃を経験して、毎年のように強い台風がやってくる沖縄県や離島では、毎年こんなに怖い思いをされているんだな、と実感しました。突風が吹くたびに震度2ぐらいでズシズシと家が揺れ続ける、という経験はこれまでなく、電線が切れそう、ガレージに付けている太陽光パネルが飛びそう、庭に植えてある木が隣の家に折れて突き刺さりそう、と気が気でなく、窓の外を見ながら「あーっ!」「えーっ!?」「おーっ!!」と母音のみで叫んでいました。。

平成15年に最大瞬間風速74.1m/Sを記録した台風14号が直撃した沖縄県宮古島市で、今年の6月、住民の方に当時の話を聞く機会がありました。台風14号で宮古島市の電柱は800本倒壊したそうです。「台風で電柱が倒れるのは当たり前」という感覚の宮古島の人は、その台風の時も家の中で「今回の台風は風が強いなあ」という程度で遅くまでお酒を飲んでいたそうです。翌朝、玄関のドアを開けた瞬間「ミサイルが落ちた!」と思ったというほど、すさまじい被害だったそうです。

6月13日のブログ参照

↑沖縄県宮古島土木事務所の「電線共同溝整備事業~平良城辺線~ 災害につよいまちづくりのために」の見開きページ。

今回の台風の最大瞬間風速は和歌山で57.4m/S、大阪で47.4m/Sと出ていました。関西でその強さの風が吹くことはほとんどないので、想定外なのかもしれません。SNSで電柱が倒れたり傾いたりしている写真が上がっていましたので、それくらいの風速になると倒れる電柱もあるということですね。それと、飛来物による電線のショート、架線の切れも多く写真が上がっていました。

関西電力のHPによると

 <台風21号による停電について(第14報:07時00分現在【暫定値】)>

 9月5日(水) 07時00分現在【暫定値】

 総停電軒数(のべ)約2,117,000軒

となっています。(但し、「※台風の影響により非常に多くの停電が発生しており、現在、自動システムによる停電軒数の集約作業に支障をきたしており、暫定値を公表」とのことです。)

大阪ガスは台風によるガス供給が停止、という情報は全くなく、地中線(配管)が台風に強いことがよくわかります。

関西電力では8000人の方が復旧作業をされているそうです。件数が多く大変でしょうが、作業の安全を願わずにいられません。地中化が進むと復旧作業の安全は電柱を上るよりは安全になるのではないかと思います。

今回の台風による架空線と地中線の被害状況がまとまれば、またお伝えしたいと思います。

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