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2019.07.17 | スタッフ

コンチキチン!祇園祭「山・鉾・屋台行事」と無電柱化は好相性!!

こんにちは!井上Sです!!今日7月17日は京都の祇園祭の前祭山鉾巡行がありますね。1100年以上の歴史がある京都の祇園祭、京都に7年間住んだことがあるというだけですが、「コンチキチン」の音を聞くとワクワクしてしまいます。今は後祭が復活していて7月24日に後祭山鉾巡行があるので二度楽しめます。

京都の祇園祭と電柱

以前、祇園祭を見に行ったときに山鉾よりも電線が気になってしまって、楽しめなかったことがありました。今年はこれまであまり見たことがない鉾建てが見たいと思い、休みの日に見に行ってきました。

↑「動く美術館」といわれる山鉾は縄で美しく固定されているのですね!組み立てる方の手際の良さにびっくりでした!!(放下鉾)

 >>京都のこの場所、無電柱化してほしい!京都祇園祭と電柱電線

↓鉾建て中を遠くから見ると、こんな感じです。掛物を付ける前なので骨組みがよくわかります。また周りの電柱より高い(25mほどあるそうですね。)のがよくわかりますね。

この通りは新町通り、南北の通りです。「あれ?」と思われた方はさすがです。

実はこの通りは鉾が巡行するので横断線がありません。電線が張り出す向きも建物側になっていて、鉾が当たらないようになっているらしいのです。横断線はありませんが電線と立派な電柱は林立していて、ご丁寧に黄色の網がかけられています。(引っかからないようにしているのでしょうか??)ここまでするなら埋設した方が…と思ってしまいますが。

↑鉾建てが済んだらこんな感じになります。(鶏鉾)

ちなみに明かりが入ってから写真を撮ると下の写真のようにとても美しいです。(函谷鉾)

↑ただし、写真を撮るとき、このように全体を写そうとすると、電線が入ってしまうので気を付けてください。

 

「山・鉾・屋台行事」に無電柱化は必要!愛知県東海市の例

さて、ユネスコ無形文化遺産に登録されている18府県33件の「山・鉾・屋台行事」の祭です。お祭りが盛んな街は地域コミュニティーがしっかりしているから防災力が高い、と聞いたことがあります。

今まさに無電柱化工事が進めれている愛知県東海市もお祭りを大切にされている町です。

↑名鉄尾張横須賀駅の構内には尾張横須賀祭りの山車の写真が飾られています。

「横須賀文化と山車のみち景観整備事業」を実施している横須賀地区には、山車をはじめとする祭り文
化や古いまちなみ、横須賀御殿跡など、歴史文化資源が多数分布していますが、それぞれ点在しており、
歴史に調和したまちなみの景観形成がなされていない現状となっています。
そこで、第 6 次東海市総合計画では、「地域の歴史や伝統文化が大切に守られ継承されている」をめざ
すまちの姿として掲げ、伝統文化・文化財の継承を通して、世代間の交流を図り、祭りや伝統文化・文化
財を活かしたまちに愛着を持てるまちづくりを進めていくこととしています。
そのため、美しい景観形成と歩行者の安全性の確保を図りながら、この地域にある 5 つの山車蔵と歴史的
建造物をめぐる散策路、緑道や公園などの公共施設などを有機的に結びつけ、地域の魅力を再構築し、優れ
た住環境・景観を持ったまちづくりを行う取り組みとして、「横須賀文化の香るまちづくり」を進めてきま
した。

横須賀地区では、歴史的な町割や趣きのある建物が残されているだけではなく、山車まつりが地域にとっての大きな誇りで
あり、コミュニティの柱となっています。景観まちづくりを進めることによって、より一層地域の歴史や地域自体に対する愛着心や誇りを醸成します。

(一般財団法人 道路新産業開発機構のホームページ(http://www.hido.or.jp/administration/backnumber/detail.php?year=2018)愛知県東海市都市建設部土木課の「無電柱化事業を核とした景観まちづくり」より引用)

↑今まさに小型ボックスを使った無電柱化工事が進んでいます。

すっきりとした青空をバックに鮮やかな山車と地域の人々の明るい表情を見ることができる町が増えるといいですね。

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↓おまけ。こちらも小型ボックスでの無電柱化工事が進んでいる先斗町も覘いてきました。北側は今年度中に抜柱まで進むらしいので”巨大トランスのせぐにゃり電柱”もあと何回見れるか…という感じです。

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