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2017.10.19
岡山県の観光名所と言えば、岡山市や美観地区になっている倉敷を思い浮かべる人が多いと思いますが、岡山県の観光名所はそれだけではありません。 岡山県小田郡矢掛町は、岡山県の南西部に位置し、人口15,839人(2008年7月末現在)の旧山陽道 の宿場町で知られる町です。
▲旧矢掛町本陣石井家
矢掛町には街並み保存地区や国指定重要文化財もあり、町の景観にも力を入れています。 矢掛本陣は国指定重要文化財です。 当時、大庄屋で酒造業を営む石井家が本陣職にあたりました。
▲旧矢掛町脇本陣高草家住宅
参勤交代で大名や公家、幕府役人の宿所に使われた屋敷は建築の粋をこらしており、当時の繁栄を現在に伝えています。本陣の予備にあてられ、当時、宿場の両替商で庄屋役でもあった髙草家が選ばれました。特に白壁、張瓦の堅固な建築様式が美しいです。本陣から400mの所にあり、本陣と共に国の重要文化財に指定されています。
<やかげ郷土美術館>
▲やかげ郷土美術館(やかげ郷土美術館HPより写真引用:http://www.town.yakage.lg.jp/museum/)
町木の赤松を使った伝統工法による建物で、高さ16mもある水見やぐらに登れば、 歴史のある町並みが眼下に広がります。館内には町出身の書家・田中塊堂と洋画家・佐藤一章の作品を中心に郷土資料等を展示しています。 また、ギャラリーでは創作・文化活動の拠点としてロビーではポケット水族館の空間も生まれ、地域の人々の憩いの場にもなっています。
備中矢掛宿のまちなみ環境整備事業が行われて75軒もの修理修復ができました。今後、宿場町らしい街並み景観の保全・育成創出により魅力的な街づくりを、よりいっそう進めて後世に伝えていく予定なのだそうです。
矢掛町では平成21年度には「宿場まつり」など画期的な催しが提案されています。その他にも、観光振興のために観光客の誘致やイベントも開催されますが、まず人づくり街づくりを行うことが先であると考え、飛騨古川町をモデルに取り組んでいます。
▲飛騨古川町の街並み
歴史的市街地である古い街並みをいかした街づくり 商人町として発達した上町下町など出格子の連なる軒下に用水を流す。 酒屋には杉の葉を玉にして「酒ばやし」が下がり、老舗の「のれん」が軒を連ねている。 ↓ 電線電柱が整備されており歴史的市街地がさらに魅力的に見える。さらに、駅前通りでは新しい建物や野外広告物など景観への配慮がなされているようで伝統文化と新しい文化が調和されている街並みになっています。
1、国選定の重要伝統的建設物群保存地区へ向けての町民の主体的な活動。 2、提案を尊重して住民参加の気持ちを促し自分たちの町は自分たちで地域づくりに努力していく。
矢掛宿も古川町に勝るとも劣らない伝統ある街です。住民一人一人が主役となって、素晴らしい矢掛を国選定の重要伝統的建造物群保存地区に選定されるべく努力されているのですね。
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