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2016.02.01 | 社長

京都市先斗町の電線類地中化工事における低コストへの挑戦

お元氣様です!

1月から、無電柱化関連のアポや仕事が目白押しでした!先週は、NPOの東京と大阪で理事会と活動委員会があり、たくさんの会員さんにご参加いただきました。とくに東京の会合では、国土交通省の無電柱化担当の方に、ご講演いただいたこともあり、30名を超える会員さんに参加いただきました。

また、電力会社の方にもお話を伺う機会があり、彼らの考えや、今後の方向性なども垣間見ることができました。ただ、まだ、公式に協力していくというところまではいかないようで、しばらくは非公式での情報交換となりそうです。大きな組織は、なかなかドラステッィクに動くということはありませんね。

月曜日には、京都市役所にお邪魔して、先斗町の無電柱化についてヒアリングさせていただきました。ご担当者は、たいへんお忙しいにもかかわらず、丁寧にご対応いただきました。

ポイントは、「道路幅員の超狭い道路でも、無電柱化できる!」ということです。

先斗町は下記のように、道路幅員が1.8mしかないところもあり、これまでの考え方(基準)では到底無電柱化できないところです。


先斗町の現状(京都市の資料より引用)

それを、実証実験中の低コスト手法である、小型ボックスを使用したり、地上設置トランスを工夫して、地上機器桝を極限まで小さくすることと、地元から民有地を提供してもらって設置することで、問題を解決している。


先斗町小型BOX(京都市の資料より引用)

無電柱化はできる!という見本になる事例ですね。ここは、地元の要望があり、無電柱化事業を取り組むことが決まったとのことです。地元が要望して、行政や電線管理者が低コストに向けての知恵を絞る。そして、工事では地元が最大限協力する。こうした事例が、全国で進んでいけば、無電柱化はさらに広がり、コストも下がっていくでしょう。まだ、計画段階とのことですが、今後の進捗が楽しみですね!

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