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2019.03.20 | スタッフ

ALOHA!HAWAIIの無電柱化についてハワイ電力へヒアリングしてきました!(前編)

こんにちは!井上Sです!!

先週1週間、お休みをいただき、ハワイへ行ってきました。ただのハワイでは面白くないので、オアフ島在住の方にお願いし、ハワイ電力にアポイントメントを取っていただきました。

ハワイ電力で対応いただいたLISA KIKUTAさん、MICHAEL O LUMさん 技術的なことの通訳として参加いただいた ハワイ電力の川浪 陽さん、この場を借りて深く感謝申し上げます。

ハワイの電圧は120Vで日本の電気製品を直接つないでも長時間でなければ大丈夫です。(もちろん確認してからの方が安心ですが。)

高圧の電気については日本が6600Vに対し12,000V(正確には12,740Vとほぼ倍です。ハワイにいって無電柱化エリアを歩くとトランスの個数が少ないことに気づきます。トランスの容量が300kVA~700kVA (日本は(80~125 kVA)と容量が大きく、また、場所によっては独自の変電設備を持ち、高圧受電して各使用場所へ、また住宅地だと1つのトランスで10軒程度配電するようです。

1970年代 ホノルル市郡政府は新規に住宅開発をする際は開発者負担で電力線を埋設する法律を制定。住宅の値段が上がったそうです。

日本と同じく架空配電(電柱での配電)は無料。地中線の所有は電力会社で、開発事業者が電線の埋設を希望したら、要請者負担で架空と地中配線のコストの差額(約3倍から5倍)を払うということです。

>>ジオリゾームの住宅開発地の無電柱化事例はこちら!

地中化のコストは「1マイル(1.60934km)2億円」と話されていたので1億2,500万円/km。直接埋設が主流だったそうですが、最近はメンテナンスを考慮し、PVCの管路を埋設、ご掘削防止のためにその上にコンクリートを流し込むようになっているそうです。

まだまだ続きがありますが、次回へ持ち越します。

ところでハワイの電柱は木柱です。すばらしくまっすぐな木なので、ヤシの木でもないし、ハワイにこんなにシュッとした木はなさそうだし…と思っていました。電力会社で恐る恐る質問したら謎が解けました。北米の針葉樹を運んできて、立てているそうです。カナダの電柱も木柱でしたので、種類としては同じでしょう。シロアリの被害を防ぐため防虫加工をしてあります。(昭和の頃の日本と同様ですね。)ちなみにハワイにも木柱以外の電柱もあります。恐ろしく太い電柱でした。

>>過去のハワイの電柱についての記事はこちら…2014年からの疑問が解けました。

ホノルルに到着した日は25回目の「ホノルルフェスティバル」の日で、長岡花火も打ち上げられたようです。大輪の花火を久しぶりに間近で見られました。

ホノルルフェスティバルの運営にも携わっておられたにもかかわらず、翌日もハワイ電力への同行と通訳、その後のBBQで歓待していただきましたWilliamさんご夫妻、ハワイ電力へつないでいただいたハワイ州下院議員のMark Nakashimaさん、ありがとうございます!ハワイに10台しかないトヨタ自動車のMIRAIも見たという、ワクワク満載のハワイでした!

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