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- 無電柱化推進法・条例
2019.11.07 | スタッフ
こんにちは!井上Sです!!
今年もあっという間に11月。無電柱化の日が近づいてきました。
無電柱化を推進する法律で「11月10日は無電柱化の日」と決められています。
>>「無電柱化推進法」とはどんな法律?推進計画についても説明します!
今年は東京の二子玉川のライズでの無電柱化のイベント
に社長の井上が参加します!
イベントの中身は下記のようになっています!
●電柱のない安全な街づくりについて考えよう! 11:30~12:10 出演者:渡辺 学 国土交通省 道路局 環境安全・防災課長 井上 利一 NPO法人 電線のない街づくり支援ネットワーク理事兼事務局長 井上 咲楽 タレント
●どうしたら進むの? 無電柱化 クイズステージ 【第1部】13:00~13:20 【第2部】14:00~14:20 出演者:井上 利一 NPO法人 電線のない街づくり支援ネットワーク理事兼事務局長 井上 咲楽 タレント
国土交通省道路局環境安全・防災課の渡辺課長とともに、7月の無電柱化推進展での共演ふたたび、ということでタレントの井上咲楽さんとのステージだそうです。咲楽さんは礼儀正しくてかわいらしいですね!今から楽しみです!!
また、明日はまたまた千葉日大第一小学校へお邪魔し、無電柱化出前授業を行います!素直な子どもたちと一緒に勉強すると新しい発見もあり、こちらもワクワクです!!
↑昨年の小学生への出前授業の様子。
無電柱化を推進する法律は2016年12月に成立施行された法律です。
その基本理念は
1.国民の理解と関心を深めつつ無電柱化を推進 2.国・地方公共団体・関係事業者の適切な役割分担 3.地域住民が誇りと愛着を持つことのできる地域社会の形成に貢献
ということです。
今年も多くの災害に見舞われた日本。「無電柱化は災害に強い」ということが最近浸透してきはじめました。ただし、報道では無電柱化が進まない理由の一つに「高コスト」ということがすぐにいわれ、あきらめムードになってしまう、と感じます。工事の後、30年以上にわたり安心安全を手に入れるためには必要なコストではないでしょうか。
また、法律では無電柱化に関係する人への責務についても下記のように決められています。
(国の責務)
第三条 国は、前条の基本理念にのっとり、無電柱化の推進に関する施策を総合的、計画的かつ迅速に策定し、及び実施する責務を有する。
(地方公共団体の責務)
第四条 地方公共団体は、第二条の基本理念にのっとり、無電柱化の推進に関し、国との適切な役割分担を踏まえて、その地方公共団体の地域の状況に応じた施策を総合的、計画的かつ迅速に策定し、及び実施する責務を有する。
(関係事業者の責務)
第五条 道路上の電柱又は電線の設置及び管理を行う事業者(以下「関係事業者」という。)は、第二条の基本理念にのっとり、電柱又は電線の道路上における設置の抑制及び道路上の電柱又は電線の撤去を行い、並びに国及び地方公共団体と連携して無電柱化の推進に資する技術の開発を行う責務を有する。
(国民の努力)
第六条 国民は、無電柱化の重要性に関する理解と関心を深めるとともに、国又は地方公共団体が実施する無電柱化の推進に関する施策に協力するよう努めなければならない。
無電柱化の工事は新規住宅開発地の場合、住宅販売前に地中化工事が終わるため、買った時からきれいな街に住むことができます。
ところが、これまでの日本の住宅地はまず電柱が先に立って、それから住宅を建てていましたから、電柱が街中に何本も林立しています。電線を地下に埋めるための工事は、道路を掘削し、電線を収納する管を敷設していくので、「騒音」「振動」がどうしてもついて回ります。いまは低騒音の重機が出ておりますが、それでも、です。特に日本は夜間工事を行い、朝までに車道では車が通れるように復旧しないといけないので、進捗が悪く、逆に工期が伸びて、住民の苦情にもつながっている、という現状があります。
オーストラリアの住宅街で見た無電柱化工事は大変オープンな昼間の工事で、住民は気軽に工事関係者に工事をしてくれてありがとう!と言っていて、衝撃を受けました!
>>オーストラリア(ビクトリア州、クイーンズランド州、ニューサウス州)無電柱化の旅
↑住宅地での無電柱化工事(オーストラリア)「USE OTHER FOOTPATH(他の歩道を通ってね)」
街がきれいに安全になるためにひとりひとりの協力が欠かせないですね。
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お困りごとなど、お気軽にご相談ください。
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