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2021.06.09 | スタッフ

無電柱化する際には、今後の事も考慮して設計施工が必要です!

お元氣さまです。

先月東京都から新たにパイロット事業についての要綱が発表されましたね!ジオリゾームでも多くのデベロッパー様からお問合せを頂き対応させて頂いております。今年は自営設備方式が4案までとのことで書かれておりましたので早めに対応していく必要が出てきております!みなさんもジオリゾームへのご相談と申請はお早めに!

無電柱化の設計・計画で注意するところは?

今日は道で気になった地上機器の写真を貼ってみます!
「以下の写真を見て皆さんはどのように感じますか??」

「あれ?寄ってない?」
さすがです!片側は建物側へ寄っております。

実はこの地上機器は今後の開発で道路側を拡張するためにセットバックして計画を立てている為、このように少しスペースが確保された状態で設置されています。後方を見ると工事しているのが分かりますよね?道路工事をする際にも事前に用地買収や合意形成をしていく必要がありますので無電柱化の工事をする際にはこの写真の様にセットバックした状態で計画を立てる必要が出てきます。

もちろん歩道も車道が広くなる分削られてしまうので地中に埋設されている配管もセットバックして少し住宅側によって設置されております。この計画をしていなかった場合には最終的に出来た管路や地上機器を動かす費用が出てきて余計に費用が掛かる事になってきていますので十分注意が必要です。無電柱化を計画する際にはその他にも今後、住宅開発がされる可能性であったり、複合商業施設が出来る可能性なども分かる範囲で検討が必要となってくるので行政や周辺の地主からの情報が重要になってきます。

この内容で検討が甘かった例を挙げるとすれば京都の四条通ですかね?

歩道を拡張するという計画があったにも関わらずもともとの位置のままで考えていたため何とも可笑しな位置に地上機器が存在しており、逆に歩行に邪魔な状態になってしまっています。今後の計画なども十分に注意しながら住みよい街づくりを検討していきたいですね。

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