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2018.03.15 | 社長

おりゃっ!!と電柱を引っこ抜いたことについてお話します。私たちが進めている「1本でも無電柱化」についてです!

お元氣様です!暖かくなってきました!窓のカーテンを開けて、外の空氣を取り込みたい氣分ですね!そうすると、窓の外には電柱や電線が…。というお宅も多いのではないでしょうか?何を隠そう、私の東京の宿がそういう状況にあるのです!上の写真のように「窓の外には電柱と電線が・・」そういう状況に直面した場合、皆さんはどうお考えになりますか?

1、誰や!勝手に電柱を建ててるのは!誰の許可を取ってるねん!引っこ抜いたろか!!

2、いやはや困ったもんやなあ。電柱を伝って泥棒が入ってきたらどうするん!

3、公共の福祉としての当たり前に空をみる権利を侵害されているなあ。

4、おーすげー!この電柱スゴイなあ!どんだけ電線張り付けてるんや!

5、あー、こんなん毎日見てたら、氣分が憂鬱になるわ…。いややなあ…。

一本でも無電柱化前2

いかがでしょうか?私は1と3ですね。皆さんはどうですか??もし、皆さんがこの状況を何とかしたい!不安や憂鬱を受けることなく、毎日を快適に過ごしたい!と考えるなら、「一本でも無電柱化」をお勧めします!これまでの無電柱化は路線といわれる、一定の交差点から交差点など、一続きの道路や、面的整備(エリア一体)が基本でした。目の前にある1本だけを引っこ抜くという発想はありませんでした。
この問題を解決するのがこの画期的商品です。これには、高度な企画力、交渉力、人脈、専門性、体力、粘り強さ、などが必要です。また、そこそこのお金も必要です。これに関しては、今後、さらなるコスト削減を目指いしたいと思いますが、まだ、検討の余地を残しているのが現状です。

では、どのようにして、引っこ抜いたのかを簡単にご説明しましょう!

一本でも無電柱化前

まずは、抜きたい電柱を確認します。電力柱なのか、NTT柱なのか、はたまた、両方なのか?
そして、その電柱の前後を確認します。この際、電柱が立っている場所も重要です。県道・市道・区道・私道…。など、管理者が異なりますので、注意が必要です。そして、まずは、道路管理者に、電柱を引っこ抜きたい旨を相談します。もちろん、こうした交渉は、ジオリゾームで代行させていただきます。これと同時に、電柱に張られている電線の所有者を確認します。電力柱ですと、当然ながら、電線があります。

また、高圧線は何系統あるのか、低圧線は?などの確認も必要です。さらに、NTTやCATV会社、USENその他が共架されていることもよくあります。とくに、市街地では多いと思います。この共架されている会社それぞれへの協議も必要になってきます。今後は、こうした場合の窓口の一本化や、交渉のスリム化などを行政と一緒に進めていくことも重要ですね!

さらに、無電柱化の方式の検討が必要です。通常は要請者負担方式の単独地中化方式が一般的ですが、電線管理者が多ければ、その数だけ、掘削・配管等が必要になり、コストは莫大にかかってきて、現実的ではありません。さらに、工事費を安く上げるには、できる限り事業者が工事を発注するという形が望ましいと言えます。ただ、現状では、道路占用は電線管理者にしか認められていないので、工事は電線管理者が行うことになります。

一本でも無電柱化後

電線管理者は皆さんもご存知のように巨大企業です。ある案件で、電線管理者の見積を取ったら、事業者が工事をする場合に比べて、2倍以上の金額が出てきました。それもそのはず、巨大企業は協力企業のピラミッドがあり、元請け→下請け→孫請け→ひ孫請け…。となり、実際に工事を行う会社との間に経費が積みあがっていく仕組みになっているのです。これまでの高度経済成長期であれば、予算が潤沢にあり、各企業を潤すことが経済発展にも紅葉確保にもつながっていたと思いますが、今はそういう時代ではありませんね。小売業がその典型ですよね。より、消費者に近いところでの商取引が基本になってきているのです。そういう意味では、無電柱化をもっと進めていくのであれば、道路占用(一時的でいい)を民間企業にも開放するといったことも必要になってきますね!

いづれにしても、現状では、電線管理者に動いてもらって、無電柱化を進めることになります。その際、コストの明朗化が必須です。これまで、電線管理者に見積もりを出してもらうと、時間がかかる上に、出てくるのは金額だけという、高級クラブ並みの不明瞭さでした。(あっ、スイマセン。高級クラブにはいったことがないので、わかりませんが、多分金額だけを書いた紙がポンッ、と出てきて、お金を払うというようなものだと想像します。でも、その中身は不明瞭ではなく、正確に計算されたものであることを付け加えておきます。)最近では、ようやく明細まで出るようになってきましたが、それでも、かなりのアバウトさです。しかも、時間が経つにつれて、下がっていくのが通常です。こうしたことも、無電柱化の推進を阻んでいる元凶だと思います。

一本でも無電柱化後2

こうした、様々な、交渉、暗闘を経て、電柱がようやく引っこ抜かれることになるのです。
上の写真は、電柱が引っこ抜かれて、3階のリビングから見た景色です。電柱やトランスがあるときの写真と比べると雲泥の差です!これが、資産価値にもつながるのです!

先ごろ、国の無電柱化推進計画案が発表されましたが、3年で1400kmを無電柱化するということです。こうした動きは、大歓迎ですが、それでも、日本の無電柱化率は1%程度です。東京23区内でも8%という低さです。欧米やアジア角国からも大きく後れを取っております。こうした状況を打破していくには、私は民間の力を借りるのが有効だと思っています。マンション開発や、宅地開発の際に、要請者負担で無電柱化を行えば、行政はお金を出さずに電柱が無くなるのです。この機会を逃す手はないでしょう。

さらに、この際、税制優遇等があれば、デベロッパーはこぞって無電柱化に邁進するのではないでしょうか?
今回は、東京都の港区で実際に1本電柱を引っこ抜きました。この1本は少ないかもしれません、しかし、無電柱化推進における、大きな一本だと思います。ぜひ、皆さんのご自宅の前の電柱を引っこ抜く決断をしてください!私がお手伝いします!おりゃ!!

 



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