- 無電柱化のメリット・デメリット
2017.12.07 | スタッフ
こんにちは!井上Sです!!
先日、代表の井上が小学校で「無電柱化出前授業」の先生役をさせていただきました!
普段、当たり前に電柱電線のある風景を見ている子どもたちに、「電柱電線はないのが世界の当たり前」ということを理解してもらおうという取り組みで、NPO法人電線のない街づくり支援ネットワークの活動のひとつです。
■小学生に無電柱化や景観について考えてもらう
授業の冒頭で「電柱と電線があってもいいか、ないほうがいいか」という質問をすると上の写真のように分かれました。(左側が「あってもいい」 右側が「ないほうがいい」)授業の中で無電柱化を正しく理解することで授業の終わりには「ないほうがいい」という子どもたちが多くなりました。
後日、子どもたちから感想文が送られてきました。
・外国と日本をくらべたときに外国は電柱が少ないのに日本は3500万本 電柱があることにびっくりしました。
・さいしょ電柱地中化についてはあまりきょうみをもっていませんでした。…車いすが通りやすくなるしおまけにかんこう客もこられます。
・歴史ある風景を守るということは文化を守るということなのでぼくも電柱地中化を応援したいです。
…
子どもたちの素直な感想文をいただき、ありがたいことです!
■日本人は「景観」という言葉をつかわない?
景観とは「見ること」であり、街並みなどの「モノ」ではない。また、人間は自分が見たいもの・見やすいものを見るそうです。
以前、インターンシップに来た大学生たちが京都で外国人観光客と日本人観光客100人ずつにアンケートを取ったことがあります。その時、「日本の電柱電線についてどう思うか」という問いに対し、「景観を損ねる」と回答した人が外国人観光客は29%だったのに対し、日本人観光客はわずか2%だったという結果が出たことがあります。(NPO法人電線のない街づくり支援ネットワーク『美空75号』)
以下はその時、ジオリゾームにインターンシップにやってきた学生の感想文です。
私は広報誌の記事作成にあたり、京都で日本人100名、外国人100名に電柱に対する意識調査として、アンケートを行いました。
このアンケート調査で日本人の電柱に対する意識の低さを肌で実感することができました。
私もインターンに来る前は、電柱について考えることもなく、特に意識をしていなかったのですが、インターンに来て、無電柱化の勉強をして、常に目が行き、気になるようになりました。
そして、京都でアンケートをしていた際の移動中に、衝撃を受けた電線・電柱を発見しました。
↑空がほとんど隠されてます・・・・。
ぐちゃぐちゃです・・・。
↑でも電線のないところもありました。電線・電柱がないとやっぱりきれいですね!!
私は絶対にないほうがいいと思います。
これからの日本を背負って立つ若い世代にも無電柱化のメリットを正しく理解していってもらいたいですね。
無電柱化のことなら何なりとジオリゾームへお問い合わせください!