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- 低コスト手法
2018.01.06 | 社長
ケーキ美味しかった!
お元氣様です!今年最初のブログです。今年も読んでいただき、ありがとうございます!変わらぬ、ご愛顧を宜しくお願いします!ところで、今日は私の誕生日ということで、会社のみんなから誕生日ケーキをいただきました!ありがとうございます!ウレシー!!今日で52歳になりました。ますます無電柱化の推進に邁進していく所存でございます。皆様、ご指導の程、宜しくお願い申し上げます!また、寒い日が続きますが皆さんいかがお過ごしでしょうか。昨日のニュースで小池百合子東京都知事が無電柱化の推進について改めて言及されておられました。予算もやや増額されるようです!もともと、東京都は無電柱化に積極的で、予算も多かったのですが、平成30年度は23,125百万円(建設局予算要求額)となっています。まずは東京から、電柱を引っこ抜きたいですね!
一昨年末に成立した電柱化推進法案の影響も徐々に出てきており、そういう意味でも今年は無電柱化が進む一年になる(する!)と大いに期待しております!昨年は私たちのNPO法人電線のない街づくり支援ネットワークでは“無電柱化元”と位置づけて活動をしてきましたが、今年はさらにそれを発展させて”超無電柱化元年”として、 一本でも多くの電柱を引っこ抜いていきたいという風に考えております。ということで、今年の無電柱化を私が勝手に大予測させていただきます!
鉄塔銀座
まず低コストについてですが、国土交通省も昨年から、実証実験や導入について積極的に推進をしております。それを受けて民間の企業やメーカーなども低コスト製品の開発に力を入れております。ただ、電線管理者(電力会社・通信会社等)の対応がこのホットな状況に水を差しているのが、問題と言えます。要するに、新しい低コスト製品が出ても、各電線管理者の承諾がないと使えないのが現状です。この状況そのものが、日本の無電柱化の推進をは阻んでおり、海外との無電柱化整備の構図がねじれている(整備主体が海外は電線管理者、日本は国や行政)ことによる弊害を生んでいます。本来であれば、電線管理者が自分たちのコストで整備するので、当然ながら、低コスト手法を自ら探すか、開発するか、下請けに作らせるかということになり、その導入には積極的にならざるを得ません。しかし、日本はねじれているために、そもそもが、電線管理者が無電柱化整備に関してはお客様であり、国や行政がお願いして、進めてもらっているという状況です。また、低コスト関連のメーカーといえば、電線管理者に商材を下ろしている企業が多く、電線管理者の意向なしに動くということは難しいと言わざるを得ません。 いずれにしても、今年は、この電線管理者のブレークスルー(社内・業界内規制緩和)がどう進むか、がカギになると言えるでしょう。
2番目は行政の動きです。無電柱化条例についてですが、東大大学院の松原隆一郎先生(無電柱化推進のあり方検討委員会 委員)もおっしゃっておられますが、今年は「行政間の条例制定競争になる!」ということになると思います。昨年9月に東京都が条例を制定しました。これを受けて、他の行政でも条例化を検討する動きが出ており、兵庫県芦屋市は昨年の無電柱化の日(11月10日)に、イベントを開くとともに、具体的に「第1回無電柱化推進計画策定委員会」を開催して、無電柱化推進計画の策定を進めています。同時に無電柱化条例の制定も目指す意向を表明しています。余談にはなりますが、芦屋市の山中市長からは年賀状で無電柱化を進めます!という、力強いメッセージをいただきました!こうした、動きが各地で胎動し、無電柱化を推進する市区町村長の会(296行政)の活動とも連動しながら、大きなうねりとなって表出するというのが私の予想です!
電柱のない出石町
3番目は国民の理解です。無電柱化推進法の第六条にも、「国民の努力」として、「国民は、無電柱化の重要性に関する理解と関心を深めるとともに、国または地方公共団体が実施する無電柱化の推進に関する施策に協力するよう努めなければならない。」とあります。我々が自分事として、今そこにある危機としての電柱、上述の松原先生の言葉を借りれば、「外部不経済」がそこら中にある状況に“NO!!”としっかり言うべきであり、そのための無電柱化についての理解を深める必要がある。もっと言えば、工事をする際には協力してください!ということです。外部不経済とは、わかりやすく言うと、家の近くに煙を出す工場があって、そこから、公害としての健康被害が出る状況にある、ということであり、電柱で言えば、景観が悪くなるのはもちろん、災害時には、倒れてきて凶器となる危険性をはらんでいるということ。さらに、今風の言葉で言えば、インスタ女子が、インスタ映えする景色を取ろうとすると、邪魔になる電柱・電線が写りこんでしまい、ツイッターで、“電柱死ね!”とつぶやかせてしまうようなものだ。こうしたものを放置している日本はどうかしているぜ!ということを、私たちが声を大にして言わねばならないのです。そうすれば、国も行政も、そして、重い腰の電線管理者も動かざるを得なくなります。そういう意味では、1番目2番目よりも、無電柱化の推進にとっては、この3番目の国民の理解というものが、一番のインパクトになるかもしれないと思うわけであります。
ということで、今年も、電柱を引っこ抜くために、東奔西走するのであります!みなさま、ご理解とご支援宜しくお願い申し上げます!!
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