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- 無電柱化推進法・条例
2018.02.28 | スタッフ
こんにちは!井上Sです!!
寒い2月でしたが、月末になって暖かくなってきましたね。先日、京都方面のお寺巡りをしてきましたが、2月の京都は人が少なめで落ち着いて観光できました^^v
↑京都の台所、錦通商店街へ向かう道。
さて、前回のブログでもあった通り、国交省から「無電柱化推進計画案」が発表されました。概要は下記の通りですが、具体的な数値目標があげられるなど踏み込んだ内容になっています。
第1 無電柱化の推進に関する基本的な方針 1.取り組み姿勢 ・増え続ける電柱を減少に転じさせる歴史の転換期とする
2.進め方 (1)適切な役割分担による無電柱化の推進 (2)国民の理解・関心の増進、地域住民の意向の反映 (3)無電柱化の対象道路 ①防災 ②安全・円滑な交通確保 ③景観形成・観光振興 ④オリンピック・パラリンピック関連 (4)無電柱化の手法 ①地中化方式 : 電線共同溝方式、自治体管路方式、要請者負担方式、単独地中化方式 ②地中化方式以外の手法 : 軒下配線方式、裏配線方式
第2 無電柱化推進計画の期間 2018年度から2020年度までの3年間とする。
第3 無電柱化の推進に関する目標 ①防災 ・都市部(DID)内の第1次緊急輸送道路 :34%→42% ②安全・円滑な交通確保 ・バリアフリー化の必要な特定道路 :15%→51% ③景観形成・観光振興 ・世界文化遺産周辺の地区を代表する道路:37%→79% ・重要伝統的建造物群保存地区を代表する道路 :26%→74% ・景観法に基づく景観地区等を代表する道路 :56%→70% ④オリンピック・パラリンピック関連 ・センター・コア・エリア内の幹線道路 :92%→完了 ※以上の目標を達成するためには、約1,400kmの無電柱化が必要。
第4 無電柱化の推進に関し総合的かつ計画的に講ずべき施策 1.多様な整備手法の活用、コスト縮減の促進 (1)多様な整備手法の活用:軒下・裏配線、既存ストック、PFI 等 (2)低コスト手法の普及拡大:浅層埋設、小型ボックス、直接埋設 等 (3)機器のコンパクト化・低コスト化等技術開発の促進:地上機器・特殊部、昼間工事拡大、新技術 等 (4)技術情報の共有:マニュアル、ノウハウの周知 等
2.財政的措置 (1)税制措置:固定資産税の減免 (2)占用料の減額:占用料の減額措置、地方公共団体への普及 (3)予算措置:緊急輸送道路等への交付金の重点配分、単独地中化への支援、電線敷設工事資金貸付金制度の活用
3.占用制度の的確な運用
(1)占用制限制度の適用:安全・円滑な交通の確保の観点からの新設電柱の占用制限の検討・措置 :既設電柱の占用制限の検討・措置 (2)無電柱化法第12条による新設電柱の抑制等:運用方針の策定、道路法令の改正の検討 (3)外部不経済を反映した占用料の見直し:外部不経済を反映した占用料の見直しの検討
4.関係者間の連携の強化 (1)推進体制 (2)工事・設備の連携 (3)民地の活用 (4)他事業との連携
第5 施策を総合的、計画的かつ迅速に推進するために必要な事項 1.広報・啓発活動 2.地方公共団体への技術的支援
↑国土交通省「無電柱化推進計画(案)に関するパブリックコメントを実施します」のページより
東京都、大阪府も無電柱化推進計画案を出しています。
東京都の無電柱化推進計画(素案)
東京都は詳細な計画案となっています。解説は前回の社長ブログをご覧ください。
大阪府無電柱化推進計画(素案)
大阪府は優先的に取り組む場所として「世界遺産・日本遺産の周辺道路」とありますが、ハテ?大阪府に世界遺産はまだないですよね?(「百舌鳥・古市古墳群」が世界文化遺産登録の推薦候補になりました。)
大阪府の無電柱化推進計画(素案)に「市街地における新設道路は無電柱化」と書かれています。
これが新規住宅開発の際の無電柱化に適用されるか気になるところです。
1802京都市錦通り近辺
公共工事として自治体発注の整備事業の場合、設備の管理区分の設定、工事負担費用の割合など、関連する各機関および地域住民との協議内容が複雑化し、調整も難しいと考えられます。事前の整備計画にも相当な時間と費用を要する可能性があり、実際に導入されるまでには、長期に渡り事前調査をする必要があります。
出典:国土交通省資料
日本の無電柱化が進むよう、今後もお客様視点に立った提案を行っていきます。
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