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2018.04.02 | スタッフ

言い切ってすっきり!低コスト化セミナーは熱気に包まれた!!

こんにちは!井上Sです!!週末は桜吹雪でしたね。

さて、本日は2018年3月20日(火)JA共済ビル( 東京都千代田区 )で行われた一般財団法人日本みち研究所主催の「無電柱化低コスト化セミナー」のご報告です。

■低コスト化のケーススタディで場所によっては従来の半分以下のコストでできるチャレンジ案も示された!

初めに国土交通省道路局環境安全課の森山誠二課長から「無電柱化を取り巻く最近の状況」について説明がありました。

次に道デザイン研究会無電柱化推進部会から「低コスト化のケーススタディ」の報告。ケースとして住宅地、商店街、郊外景勝地があげられ、これまでの電線共同溝方式と低コストを取り入れた案、それからさらに低コスト化ができるかもしれない「チャレンジ案」が説明されました。場所によってはこれまでの半分以下のコストでできそうな案も説明されました。

さらに「低コスト手法の手引き(案)」改定への提案を道デザイン研究会 無電柱化推進部会の方から説明がありました。この「低コスト手法の手引き(案)」については今後もさらに検討を重ね、実際に現場で役立つように内容を詰めバージョンアップしていくとのことで、国としても一層無電柱化の推進をはかっていくとのことでした。

いったん休憩が入り、東京工業大副学長屋井鉄雄先生、国土交通省道路局環境安全課の森山誠二課長とともに当社代表の井上が「鼎談」に登場し、「無電柱化推進の新たな展開について」というタイトルで話が始まりました。

■鼎談に代表井上が登場。民間の立場から低コスト化に向けて提案!

屋井先生:昨今の無電柱化の盛り上がり方はすごい。それと無電柱化推進部会の各ワーキンググループ(注:無電柱化の推進のために、電力ワーキンググループ(以下WG)・通信WG・行政WG・コンサルWG・民間WGの5つのWGが低コストのアイディアを詰め、議論を重ねた。当社代表の井上は民間WGのまとめ役を任ぜられていました。)のメンバーにはボランティアで頑張ってもらっているおかげで今回の「ケーススタディの検討報告」が完成するなど結果が出始めた。今、日本は大きく変わりつつあって、そのスタート地点が低コスト化なのではないだろうか。また低コスト化だけでなく、地域住民との合意形成も大事であるからそちらも怠らずにやっていきたいと思う。

井上:20年以上無電柱化に携わってきた身としてここまで来たかという思いとまだまだいけるという思いと両方ある。現状の無電柱化はボトルネックにボトルキャップまでついている状況だが、それを突破していくのが民間の役目なのではないかと感じている。

森山課長:今回の内容は今後無電柱化において重要であると思うが、技術開発と透明性の両立は厳しいのではないか。来年度から始まる官民連携支援事業を低コスト手法の手引き案を参考にしつつよりよいものにしていき、技術開発とも相まって黒字産業にしていきたい。

屋井先生:道路と街づくりが一体となって無電柱化を進めていかなければならない。現在道デザイン研究会と共にトランスをベンチやカフェのテーブルなどに使えないか検討している。将来的に道路がどうなっていくかを考えつつやらなければ、道の真ん中にトランスだけが残ってせっかくの景観を台無しにすると思う。

井上:無電柱化を進めるためには規制緩和と新設電柱の禁止が必要だ。さらに単独でやると時間がかかるので電気・通信の会社が一緒に単独地中化ではなく”協調地中化”をやれば効率的に行える。これが無電柱化を加速する唯一の方法であると思う。

屋井先生:関係者間の合意形成が非常に大事であると私も思う。一定のガイドラインを作っている段階なので期待してほしい。

森山課長:無電柱化を将来のことまで考えて行えばコストがかかるのである程度の割り切りも必要であると思う。

■「低コスト手法の手引き(案)」改訂は3年で1400㎞の国の無電柱化推進計画に対する強い意志の表れ!

鼎談は最初に屋井先生が「このセッションのシナリオはない」と話されていた通り、無電柱化についての3者の熱い思いについて言いたいことを言い切られた、という印象をうけました。「3年間で1400㎞の無電柱化」という国交省の無電柱化推進計画について「普通にやっていても達成は難しい、どんどん低コストを取り入れてやっていく」という決意がいたるところに感じられ、私たちも柔軟にこれまでの考え方を変えていく必要がある、と思いました。

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