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2018.05.02 | スタッフ

ガーンガーン!雨後の筍のごとく増える電柱とタケノコ堀りのような1本抜柱レポート!

こんにちは!井上Sです!!ゴールデンウイークのど真ん中、いかがお過ごしでしょうか?休日の散歩コースに竹の林がありまして、先日横を通った時に見ると、タケノコが育ち、若竹になっていました。あの細い竹は空気鉄砲向け、この太さは水鉄砲向け…と子供のころを思い出していました。タケノコは地中の中にいるときに掘り出して食べてもおいしいし、大きく育ち、竹になってもサヤサヤと目と耳を楽しませてくれますね。

■雨後の筍のごとく増え続ける電柱を減らす!

電柱は電気を通す生活に不可欠なインフラであるのに、私の目を楽しませてはくれません。それどころか雨後の筍のごとく日本の電柱は年7万本づつ増え続けていることにストレスを感じてしまいます。

↑ジオリゾーム大阪営業所の前の道路は2014年の無電柱化工事が行われ、その後4年たちます。この時期になると緑の若葉を枝いっぱいに付けていた営業所の前の銀杏の木が切られ、木のかわりに風情のない(失礼!?)トランス柱が立っただけで、まだ上の写真のような状態です。道路管理者にいつになったら電柱を抜くのですか?と聞いても「…電線管理者が忙しいので…」と答えられます。

そんなに抜柱は難しいのでしょうか???

2か月ほど前に、社長ブログで「1本でも無電柱化」についてご紹介しました。

今日はその番外編として「春の電柱一本抜き!~電柱抜柱の様子」を取り上げたいと思います。

■電柱を1本抜く…1本抜柱は大変だ!

↑取材はジオリゾームで仕事をしているアルバイトが行いました。以下、彼の文章です。(この工事は電柱の抜柱のみで、電線や機器はその前の工事ですべて取り外されていました。)

「…東京の某高級住宅街に不似合いな、一見何事かと思う工事車両が続々と1本の電柱の前に集まってきました。たった1本の電柱を抜くだけだからトラック2台程度で済むだろうと思っていたのですが、
実にその場所には電柱を中心にして、なんと6台のトラックが止まったのです!さらにトラックには小型のクレーンが積んであったり、見たこともない器具が積んであったりと、たった1本の電柱を抜くのにこれほど大量の機材がいるのです!立てるのは簡単だが、抜くのは難しいというのは本当に厄介なものです。

工事はまずは電柱が埋まっている下の土を少しだけ掘り、電柱の基礎の部分を露出させていました。本当にタケノコ掘りのようになってきたところをクレーンで電柱の頭の部分をつかみ少しずつ電柱全体の1/3のところに人が乗って少しずつ回転させていきます。
最初は何をしているのか全く分からなかったのですが、この電柱は1本そのまま立てるのは難しいので短い電柱を継ぎ合わせて作っているのです。
今回の現場の電柱は2回継いであったので3等分にしてから取り外さなければならないのです。
作業開始後から1時間程度で最後の1/3が残るのみになりました。
さていよいよクライマックスです。


もちろん埋まっている電柱ですから、基礎の部分がしっかりしているので引っ張るだけでは抜けません。そこで作業員の方がハンマーをもって本来足場となっているボルトの部分をたたき始めました。
ガーンガーンとすごい音が響く中でどんどん電柱が傾いていきます。そして緩んだところを先ほどのクレーンを使って引っこ抜いたのです。

かかった時間として2時間ほどであれほど存在感のあった電柱がきれいになくなりました。一本の電柱を抜くのに2時間かかるのであれば日本全体にある3,552万本を抜こうと思えばどれほどの時間がかかるのだろうと改めて無電柱化事業の大変さを思い知ることになりました。…」

電柱はタケノコのように足でければ倒れて、自然に還っていくものではありません。電柱は電線事業者の資産なので勝手に触ることはできません。抜柱のみなら民間工事会社ができるようにすれば、コストが下がり、スピードアップも図れるでしょうが…。

■都心での1本無電柱化は資産価値が高まる

「町の通りを線で無電柱化するのでなく面で無電柱化する」というのは理想の無電柱化の形です。理想を追求するためには気の長い調整が必要になり、工事期間も長くなってしまいます。

町の郊外の道路で1本無電柱化してもなかなか気づいてはもらえませんが、都心で1本無電柱化すれば、部屋からの眺めも変わり、安心と安全も手に入れられるというふうに資産価値が高まります。家の前の電柱の移設は電線事業者(電力会社の電柱か、通信会社の電信柱か)がやってくれる場合もありますが、電柱が移動するだけなので残念ながら、景観と安全という根本解決にはなりません。

景観と安全で町の価値を高めるため無電柱化のご相談はジオリゾームへ!



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